「第2次樺太鉄道調査隊」13
2015年6月9日(火)〜6月19日(金) 11日間

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 ただ今
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潜入!王子製紙敷香工場
■すべてはここに通じる■

道しるべ 敷香で一番高い煙突 すべてはここから始まった
そして駅が形成され市街が生まれ隆盛を誇った 北部最大の要衝は多くの鉄道遺産を残した
【2015/6/16】
巨大なテーマパーク

無防備なのか ほんとは管理事務所で許可を受けなきゃいけないのか よくわからん
前回は入口付近で何やら大工事をしててロシア人だらけだったから退散したが
今回はオールフリーって感じ

立入禁止看板もなければまったく当時のままだ 本来なら世界遺産ものだ

これ雪じゃないよ 石灰石らしいが どうしてここかはわからん

隊員A久しぶりの登場
これってもしかしてホームすっか? うぅ〜ん
ちょっと行って来るわ・・・と隊長

ジャ〜ン プラットホーム発見!
隊員Aナイスアシスト 向側からだとまったく想像出来ない

全てはここからはじまってると言ったぐらいだから各方面から線路が集結してる
これは敷香駅終端から専用線で道路を横切り川を渡ってつながってた
樺太鉄道庁の北部最大のお客さんだった訳だから当然
乗客用のプラットホームじゃなくて荷揚げホームってところだろう
この他石炭は内川炭鉱から原料の木材他はこの後のナローからと様々だった


構内を横切る超ワイドレール いったい何物

出た出た出た ぜったいこういうのいるって思ってた
観光用じゃなくて天然の奴 日本じゃ水陸両用艇って言うが ここじゃどこでもタクシーと呼ぶらしい
ボンネットジープも良かったが コイツにも一票!

難航不落の上級者用 謎解きゲームにも勝る 各ゲージの鉄道網が存在した
当時は活気に満ちた夢追い時代だったに違いない
「王子製紙専用線」

サハリン鉄道さんの資料部じゃなくて 調査隊独自の資料部も活躍してる この敷香では
統治時代の商店名入り市街詳細図までどこからともなく入手してた
作戦会議は沸騰 生い立ち 定義 時代背景まで理解しないと この線路網は理解不能
ただ線路があるだけでは 意味が理解できない 解読しきった君は表彰ものだ
ナロー橋跡を発見 いよいよ工場から続く開かずの門に突入する


のんびりと続くディスカバリー号サイズの林道 これ線路跡
ガッタンゴットン ナローが行く〜



実に効率のよくない浮島のような配置をしてるこの辺一帯だが
複雑な河川群は運河でもあり 埠頭の役目も果たしている
舞鶴港に架かってた可動橋の雰囲気を持ち 実際あったと思わせる痕跡だらけでもある
そんなにもったいぶるなよと言いたくなる程各種充満
調査隊は忙しい ムービー片手に望遠カシャカシャ 銘板は見つけちゃうし・・・
この辺は年内発売予定の攻略本で詳しく・・・


ナローのポイントだぜ 楽しく線路ごっこを開始 中々の展開にちょいハァハァ気味
ここはあんまりに複雑だから図にして紹介

■それじゃ〜いきますか?今日の本題■
「ナロー版鉄道連絡線は存在した?」


何を連想する?
ここには間違いなく2本以上の軌条が存在した それもナローである
この丸太どっかで見てない? そう3ページに出てくる妄想橋といっしょだ
手宮の積出橋の超小型版って感じ それも幌内川にまっすぐ伸びてる
何が接岸した どこから来て どこへ行った そんでもって何が乗った
ここまでは王子製紙敷香工場の専用線である事までは調査済
それとも7ページ地図に登場する対岸の謎の林鉄の相方か 前者はまったくもって聞いたことがないが
どう見ても連絡橋だ うぅ〜む
はっきりしてる事は対岸の林鉄はソビエト時代のもんで この軌道を利用し
接収した王子製紙の原料である木材他を奥地から運んだという事だ
だが繋がっていたであろう地点はもう少し北側になると見てる
ならばこれは何? 謎が重なるってことか
先端はコンクリートになってた 確認したかった K1グランブリ親父4人が見てる 断念
王子製紙の製品搬出は狭軌で樺太東線にも船積線にも確保はされてた
ナローでは厳しく それは脱落だろう ならば・・・
結論=やっぱり今日も わ・か・ん・な・い
言える事は 港を除けば最も水深がありそうってことだ


ありがとう敷香(シスカ)
古き良き統治時代と異国情緒の混ぜあった素敵な街だね
ひんやりした樺太空気と目に染みる空の青さは忘れない
じゃあな敷香 また逢おう!
目指せ西海岸線

【2015/6/16】⇒14Pへ続く

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