プロジェクトトレイン第4弾 キハ52で行く「押角スイッチバックと郷愁の浅内駅の旅」

山田線名物空転の嵐

ひとは目に美しく 柔らかい日差しと 新鮮な空気に触れると 言葉を失う

早朝からの区界越えに今年はとうとう停まった
撒砂切れにより浅岸駅へ臨時停車
空転は昨年よりいっそうひどくもうダメという
瞬間が何度かあった

あらゆる施策で懸命に平常運行に努めて
いてもその現状はたいへん厳しい

盛岡支社みなさんのご尽力で
ここ浅内駅へようやく到着

さればこその感動もまた付加してくる

素直にありがたい・うれしいと感じる

このコントラストには52が一番似合う
いつまでもがんばってほしい

HMをつけたキハ52145
岩泉線浅内駅にて
盛岡駅入線

雲ひとつない秋晴れの中、58を先頭に
2連の国鉄色編成は、ゆっくり転線を繰り返し
8時30分盛岡駅4番線に入線してきた

美しく磨かれた車体は一層輝いて見え
ホームで待つ乗客のみなさんともども
このあとの行程に一段と期待がかかる

ホームには参加者以外のカメラマンも多く
大変な賑わい・・・

出発までの短い時間でHM・サボ・愛称板
車内での飾りつけ そして特別にお借りした
車内販売用のワゴンなどスタンバイに忙しい

定刻8時52分発車
プロジェクトトレインの旅がはじまる・・・

転線を終えいよいよ紅葉の岩泉へむかう

今年は2種類の特製弁当が登場 山の幸いっぱいのたいへんおいしいお弁当でした しかしこの線路フランジ痕より撒砂にやられている
浅内駅60分停車

浅内駅前の清水畑商店のおばあちゃんは
こんなに大勢人が来た事がないと
ビックリ

満員の乗客はここで楽しいお弁当タイム
暖かいお茶はなんと引換の専用硬券で交換

さっそく線路の上でほおばる人・写真を撮る人
サボ・愛称板撮影会に参加する人さまざま

秋の日差しはみんなに幸せをいっぱいくれた
そのうち沿線で撮影していた人達も大勢
集まりなんだかとってもいい雰囲気だった

柿食べますかと?とのおすそ分けに
撮ってる方も堪らないヨと・・・
うれしいお言葉

それにしてもタクシーで追っかけをされて
いたあの方 果たしてメーターはいくらに
なったのだろうか・・・ご苦労様でした

素敵な浅内駅の一日でした

区界をめざす途中「浅岸駅」で砂切れによる 予定外の臨時停車 補給後18分延で際アタック!

う〜ん言葉はいらない・・・
↓浅内駅でのサボ・愛称板撮影会の様子です 昨年好評だった分 ことしはご自慢のサボや愛称板が たくさん集結
撮影しきれず誠にすいません 約80枚の懐かしいものたちは壮観に撮影会となりました
58の枠をお借りしてバシャパシャ みなさん楽しんでいました


岩泉折返後 押角20分停車!「急行岩泉号」の前で記念撮影

左:「気7」のペンキ文字が往年の気動車時代を彷彿させる 右:旧釜石機関区に残る下式転車台

最終日のハイライト「めがね橋」を渡る 最徐行のファンサービス運転士さんありがとうございます お立ち台には大勢のカメラマンでいっぱい ご苦労様でした 
■なにもかもが素晴らしかったプロジェクトトレイン
ご参加頂いた気さくなみなさん 無理難題をお聞き入れ頂いた JR東日本盛岡支社のみなさん
ほんとうにありがとうございました この場をお借りして厚くお礼申上げます

今年の「秘境号」は台風の影響でウヤとなり また来年からはこの線区にも水戸流れの車両達が転入するとみられ 今回の国鉄色ダブルは
美しい大自然の紅葉と郷愁の岩泉線・山田線・釜石線を駆け抜ける貴重な列車となりました
沿線にはカメラ・カメラ・カメラと本当に大勢のみなさん方にも撮影して頂けました
昨年も同じ事をかきましたが「感動を共有できたことが何よりの喜びです」そして大切な思い出がまたひとつふえたように思います
日頃中々会うことの出来ない者同士ですが またみなさんにお会い出来るようプロジェクトトレインは走り続けます  じゃまた!店長でした
↓番外編ですが・・・いろいろ 宿泊先の宿では海産物いっぱいの炭焼バーベキュー 大盛り上がりでした


秘境・岩泉線を見に行く